大規模サイト構築のキモは、要素(エレメント)のアセット化。
全ての要素をワイヤーフレームから洗い出しておきます。
そのエレメントの使い回しでサイトを構築していく。
仮に「アセット・システム」と名付けてます。
デザイン、ワイヤー、html全てアセットを念頭に置きながら作っていきます。
事前に必要な成果物は
- 共通表示要件定義書
- アセット適応範囲定義書
です。
共通表示要素定義書は、ワイヤー上の表現がどのデザインになるかを定義します。
アセット適応範囲はそのアセットでコーディングする範囲を定義します。
ワイヤーのみで開発するページについては、事前にクライアントに握っておく必要があります。
完成した後に「思っていたデザインと違う!」となってしまいますので。
尚、アセット化するのはコンテンツ領域だけ。ヘッダやフッタはサイト毎に大幅に変わるので、コンテンツ領域とは別に定義します。
エレメントは、見出しや段落、リストといったブロック要素と考えて下さい。
それとエレメントを格納するカラムセット。
カラムは1カラム、3カラム、4カラムを基本に考える。
これで大体のレイアウトに対応できるはず。
エレメント一覧を作るのをベースコーディングと呼びます。
ベースコーディングの成果物は
- レイアウト一覧
- エレメント一覧
になります。
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